用例や表層表現を用いた日本語文章中の指示詞・代名詞・ゼロ代名詞の指示対象の推定

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タイトル別名
  • An Estimate of Referents of Pronouns in Japanese Sentences using Examples and Surface Expressions

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抄録

日本語文章における代名詞などの代用表現の指す対象が何であるかを把握することは,対話システムや高品質の機械翻訳システムを実現するために必要である.そこで,本研究では用例,表層表現,主題・焦点などの情報を用いて指示詞・代名詞・ゼロ代名詞などの指示対象を推定する.従来の研究では,代名詞などの指示対象の推定の際には意味的制約として意味素性が用いられてきたが,本研究では対照実験を通じて用例を意味素性と同様に用いることができることを示す.また,連体詞形態指示詞の推定には意味的制約として「AのB」の用例を用いることを提案する.

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参考文献 (20)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127177218816
  • NII論文ID
    110002935043
  • NII書誌ID
    AN10115061
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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