すべてのプレーヤーが対等なジャズセッションシステム : II. ベーシストとドラマーの実現

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タイトル別名
  • A Jazz Session System for Interplay among All Players : II. Implementation of a Bassist and a Drummer

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抄録

本稿では、ジャズセッションシステムにおけるべーシストとドラマーの実現方法について述べる。従来の研究では、人間のソロ演奏への追従が中心であり、計算機が演奏上どう主張するかについては十分考慮されていなかった。本研究では、すべてのプレーヤーが対等となる合奏を実現するために、計算機上のプレーヤーが演奏での主張の仕方を自ら決定することを提案する。また、曲のおおまかな流れを事前に決め、その部分ごとに主張の仕方を変えることを提案する。そのために、セッションの中でどの程度主導権を握りたいかを算出して、自分が主張する程度を決定する。本システムを実装し、ジヤズピアニストとセッションを行なった結果、起伏に富んだセッションが実現できた。

収録刊行物

被引用文献 (12)*注記

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参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231876943284352
  • NII論文ID
    110002935493
  • NII書誌ID
    AN10438388
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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