オンライン言語処理モデルにおける自己修復文の解析手法

書誌事項

タイトル別名
  • An On-Line Processing Model Coping with Self-Repaired Utterance

この論文をさがす

抄録

入力単語をその出現順序にしたがって逐次処理を行なうオンライン言語処理モデルにおける、自己修復(言い直し)文の解析手法を提案する。対話をオンラインに処理することは、処理効率や認知学的見地から見ても有効であるが、自己修復のように話者自身が直前の発話を翻す発話を行なっている場合に問題が生ずる。本手法では名詞句、格、動詞句を扱う3つのバッファを用意し、それら3つの相互作用によって解釈を進める。そして、それぞれのバッファ独自の方法で自己修復をオンラインに検出し訂正する。試行的にインプリメントした結果、コーパス中の自己修復文の約80%について自己修復を正しく検出、訂正した。

収録刊行物

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977037156736
  • NII論文ID
    110002937568
  • NII書誌ID
    AN10116111
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ