21世紀へ向けたストレージシステムのための符号と信号処理技術の展望
-
- 田崎 三郎
- 愛媛大学 工学部
書誌事項
- タイトル別名
-
- Outlook of Recording Code and Signal Processing Technology for Storage System toward 21st Century
この論文をさがす
抄録
あらまし記録符号と信号処理は, ストレージシステムのための根幹的なソフトウェア技術の一つであり, 21世紀, 特に近未来, において20Gb/inch2達成に欠かせない技術である本稿では,これら符号と信号処理におけるブレークスルー技術について述べる.まず, 符号と信号処理の歴史的な流れを辿ることで, 従来技術が直面する限界を明らかにする.ついで, 記録符号のブレークスルー手法として注目を集めている多値符号,トレリス符号, ならびに多次元符号のメリット,デメリットを論ずる。最後に, 再生側信号処理ではPRMIが既にポピュラーとなっているが,とくにMLに対するブレークスルー技術として, 従来検出法に比べて高速でメモリ容量も大幅に削減できる簡易なマージ探索法を紹介する.
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告
-
情報処理学会研究報告. マルチメディア通信と分散処理研究会報告 80 37-42, 1997-01-30
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571698602153114752
-
- NII論文ID
- 110002937966
-
- NII書誌ID
- AN10116224
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles