C112 数式処理ソフトが拓く新しい解析学の指導

• 一山 稔之

  亜細亜大学情報科学研究所

書誌事項

タイトル別名

• A New Trial in Mathematical Analysis Education using Mathematica

抄録

理工系大学の数学基礎教育においてはこれまで,板書スタイルによる講義と演習がその中心であった.最近のコンピュータの爆発的な進歩と数式処理システムの発展はこれまでの数学教育を見直す非常によい機会を与えてくれた.ユーザインタフェイスのよいコンピュータと数式処理システムを組み合わせた「思考・理解・考察を助ける道具としてのコンピュータ」を活用する数学教育である.著者は数年前から,早稲田大学理工学部等において数式処理システムを積極的に活用した数学教育を実験的に行ってきた.今回は数学解析の授業において数式処理システムMathematicaを活用した事例について,その概要と効用および問題点について報告する.

収録刊行物

• 日本科学教育学会年会論文集

  日本科学教育学会年会論文集 18 (0), 23-24, 1994

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• 数学教育
• 数学解析
• 数式処理システム
• Mathematica
• 思考・理解・考察を助ける道具

詳細情報

• CRID: 1390001206228214528
• NII論文ID: 110002948108
• DOI: 10.14935/jssep.18.0_23
• ISSN: 24332925
• ISSN: 09134476
• ISSN: 21863628
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可