書誌事項
- タイトル別名
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- Development and Evaluation of a Software for Visualizing Content and Process of Discussion in Electronic Forums
- デンシ カイギシツ ニ オケル ギロン ナイヨウ ト プロセス オ カシカ スル ソフトウェア ノ カイハツ ト ヒョウカ
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抄録
本研究では, 電子会議室で協調学習を行う学習者の発言データをもとに, そこで各学習者が発言している議論の内容とプロセスを可視化するソフトウェアi-Beeを開発した.i-Beeは任意の期間を単位として, 各学習者がどのようなキーワードをもとに発話したのか, 相互関係をまとめたマップを提示する.また, 過去にさかのぼってマップの変化の過程を確認できる.ある大学の授業で, i-Beeを利用して電子会議室上で議論を行い, その有効性を検討したところ, 学習者がi-Beeを見ることで, 自分自身や他の学習者の議論への関わりや, その時点までの関わりの変化の特徴に気づくことができることが分かった.また, 学習者がこれまで関わってこなかった学習者や話題にアクセスしたり, 議論への関わり方をリフレクションすることを促すリソースとなることが示された.
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 29 (1), 23-33, 2005
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205226788992
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- NII論文ID
- 110002983352
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 7429974
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可