対面及び電子メールコミュニケーションにおける感情的な側面の分析 : 2つのコミュニケーションの組み合わせの検討

書誌事項

タイトル別名
  • An Analysis of Emotional Aspects in Face-to-Face and E-mail Communication : A Study of the Combination of Two Communication Styles
  • タイメン オヨビ デンシ メール コミュニケーション ニ オケル カンジョウテキ ナ ソクメン ノ ブンセキ 2ツ ノ コミュニケーション ノ クミアワセ ノ ケントウ

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抄録

本論文は, 対面と電子メールのコミュニケーションを, 単体で行う場合と, 組み合わせて行う場合を設定した実験を行い, 被験者が経験した感情と, 相手の感情の評価の正確さについて, 探索的に検討した.46名の被験者は2人1組になり, 4つの実験条件に分かれた.被験者は2人1組でコミュニケーションを行った後に, 自分自身に生じた感情と, 相手に生じたと思う感情について, 質問紙に回答した.被験者の回答から, 対面場面でよりポジティブな感情が生じる傾向や, 対面と電子メールを組み合わせることでポジティブな感情が増す可能性が示唆された.また, 両者を組み合わせることで相手の感情の評価の正確さも増す可能性が示唆された.

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