グループ間相互評価による協調学習の再吟味支援の効果

書誌事項

タイトル別名
  • Facilitating Reflection in Collaborative Learning Using Formative Peer Evaluation Among Groups
  • グループ カン ソウゴ ヒョウカ ニ ヨル キョウチョウ ガクシュウ ノ サイギンミ シエン ノ コウカ

この論文をさがす

抄録

高等教育の授業実践において, グループの協調的な研究活動の再吟味(リフレクション)の支援方法の検討を目的としたデザイン実験を3年間実施した.本研究では, 学期半ばに各グループに対して行った学生アシスタントの形成的な評価のフィードバック(初年次), もしくはグループ間の相互評価とその結果のフィードバック(2∿3年次)が, 各グループの研究活動に与えた効果を検討する.その結果, グループ間の相互評価の方がアシスタントによる評価のフィードバックよりも研究活動に影響を与えうることや, 約半数のグループが外部からの評価を取り入れながら「研究対象」「研究方法」「研究目的」「発表形態」についての再吟味を行い, 研究内容の質的向上を図っていることが示された.また, 再吟味が生じにくい条件についても示唆が得られた.

収録刊行物

被引用文献 (7)*注記

もっと見る

参考文献 (27)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ