書誌事項
- タイトル別名
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- Development of the Instruction Method of Information Morals by "the Combination of Three Types of Knowledge"
- 3シュ ノ チシキ ニ ヨル ジョウホウ モラル シドウホウ ノ カイハツ
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抄録
道徳的規範知識,情報技術の知識,合理的判断の知識という「3種の知識」の組み合せによる情報モラル指導法の教育効果を事例中心の指導法と「知識・理解」,「思考・判断」,「関心・意欲・態度」の3つの観点から比較検証した.その結果,「知識・理解」は,どちらの指導法でも同様に効果が得られたが,「思考・判断」,「関心・意欲・態度」については効果に差が見られ,3種の知識による指導法は,新規事例の判断や,道徳的規範知識をある程度有する学習者の望ましい態度形成に有効であることがわかった.また,道徳的規範知識の低い学習者の場合,2つの指導法で差がなかったが,新たに,3種の知識の指導法に相互評価を行わせる活動を取り入れることによって,望ましい態度形成に有効であることがわかった.
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 28 (2), 79-88, 2004
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680203463296
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- NII論文ID
- 110002983451
- 20000694619
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 7194697
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可