書誌事項
- タイトル別名
-
- Properties of Recent Dual Cure Type of Composite Resins for Foundation Restoration
この論文をさがす
抄録
デュアルキュア型支台築造用コンポジットレジン4製品(Built it FR, DCA-300, Unifil Core, Clearfil DC Core)の曲げ特性,被削性,X線不透過性,ファイラー形状,フィラー成分などを検討した.曲げ特性は重合方法によって異なり,3製品では化学重合のみでは光重合での値に達しなかったが,1製品では光重合を行わなくても化学重合のみで十分に硬化した.曲げ強さはいずれの製品も象牙質に劣るものの,曲げ弾性係数は3製品が象牙質に近似していた.被削性とX線不透過性はいずれの製品も象牙質よりも大きく,X線撮影で象牙質との識別は容易であった.走査電子顕微鏡観察ではいずれの製品も形状と粒径の異なるフィラーから構成され,バリウムもしくはストロンチウムを含有し,これらの元素によりX線不透過性が付与されていると考えられた.
収録刊行物
-
- 歯科材料・器械
-
歯科材料・器械 23 (4), 287-293, 2004
一般社団法人 日本歯科理工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204210966912
-
- NII論文ID
- 110002989693
-
- NII書誌ID
- AN00127279
-
- ISSN
- 21884188
- 02865858
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可