高強度繊維および超分子分散による複合レジンの分子運動と動的粘弾性の研究

  • 下里 隆史
    神奈川歯科大学歯科理工学教室
  • 山中 彬
    神奈川歯科大学歯科理工学教室:(現)神奈川歯科大学
  • 山崎 升
    神奈川歯科大学化学教室:(現)芝浦工業大学

書誌事項

タイトル別名
  • Dynamic Viscoelasticity of High Modulus Fiber Reinforced Composite Resins and Molecular Motion and Dynamic Viscoelasticity of Molecular Composite Resins

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抄録

義歯床用PMMAレジンの補強に炭素およびアラミド繊維クロス複合によるマクロ補強およびアラミド繊維の構成分子を複合したミクロ補強(分子複合レジン)を行い, その歯科理工学的性質とコアーマトリックスの相互作用をDMTAなどを用い検討した.その結果, 繊維複合系ではラテックス系(CLR)処理によるアラミド繊維の方が優れ, また分子複合レジン系では直線性の高い分子(PPTA)をコア材に用いることが奨められる.

収録刊行物

  • 歯科材料・器械

    歯科材料・器械 10 (5), 581-600, 1991

    一般社団法人 日本歯科理工学会

被引用文献 (1)*注記

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