比律賓群島第三紀層ノドサリデ科の有孔蟲類 On Some Species of the Family Nodosariidae found in the Tertiary Formations of the Philippine Islands

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Abstract

東亞の近生代に屬する有孔蟲類に特に興味ある1科としてノドサリデ科がある。此者は筆者の〓に發表せる日本産のものに就いて述べた如く, Robulus-Planulariaフォーナを含有し, 鮮新期時代には可成り特徴のある分布を示し, 日本の太平洋岸の同時代のものは, 日本海岸の同時代のものより寧ろ南洋方面のフォーナと密接なる關係あることが, 凖既に先年, 矢部教授及筆者の研究によるジャワ産のものと比較されて判明したことであるが, 今囘橋本理學士採集の比律賓産のものと比較して一層根據付けられた。尚有孔蟲フォーナ全體として比律賓群島の第三紀層は, 臺灣及ジャワのものと甚だ近似せることを記述したものである。之等東亞に於けるノドサリデ科有孔蟲類の總括的研究は別に發表の用意があるので, 本文に於ては比律賓産のものヽ中に發見されたる本科のリスト及4つの新種を記載し, 之等に次の名稱を與へた。Robulus pseudoechinatus n., sp., Planularia mindoroensis n., sp., Robulus sumaguiensis n., sp., Planularia luzonica

Journal

  • The Journal of the Geological Society of Japan

    The Journal of the Geological Society of Japan 49(586), 288-294, 1942

    The Geological Society of Japan

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