書誌事項
- タイトル別名
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- KOCK-RECTAL BLADDER
- Augmented and Valved Rectum
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抄録
contient reservoir 代用膀胱の一種である直腸を利用した Kock らの augmented and valved rectum を, 膀胱癌あるいは尿道癌の診断で膀胱尿道全摘除術を受けた8例に施行し, 6例に満足しうる結果がえられた. これら6例の術後6ヵ月以降の排尿状態に関して, 排尿回数は1日6~8回 (夜間1~2回), 1回尿量は350~450ml, および尿失禁は月に1~2回程度で熟睡した時のみであり, 排尿についての社会生活上の制限は1例も認められなかった. 手術に起因する尿路の合併症は3例に認められた. これら3例はいずれも初期の症例で, 3例中2例に再尿路変更術が必要で, 残りの1例は一側尿管の完全閉塞が認められた. この原因としてS状結腸重積部の stapling を原法どおり5ヵ所で行ったためと考えられた. これらの経験を踏まえて, 重積部 stapling を3ヵ所に減らし, 重積部維持のための補強として, 直腸とS状結腸粘膜の結紮縫合固定を6ヵ所に, 同じく漿膜の結紮縫合固定を4ヵ所に増やすことで, 4例目以後の尿路に関する合併症を阻止しえた.
収録刊行物
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- 日本泌尿器科学会雑誌
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日本泌尿器科学会雑誌 83 (10), 1703-1708, 1992
一般社団法人 日本泌尿器科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205055268992
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- NII論文ID
- 110003059764
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- NII書誌ID
- AN00196577
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- ISSN
- 18847110
- 00215287
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- PubMed
- 1434275
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可