男子尿道上裂型重複尿道の3例

• 納富 貴

  福岡大学泌尿器科学教室

• 池上 浩規

  福岡大学泌尿器科学教室

• 中島 雄一

  福岡大学泌尿器科学教室

• 田丸 俊三

  福岡大学泌尿器科学教室

• 大島 一寛

  福岡大学泌尿器科学教室

• 有吉 朝美

  福岡大学泌尿器科学教室

書誌事項

タイトル別名

• THREE CASES REPORT ON THE EPISPADIAC URETHRAL DUPULICATION IN MALE

抄録

男子尿道上裂型重複尿道の3例を経験した. 1例は造影検査, および瘻孔からのインジゴカルミン注入により, 膀胱と交通のある完全型と診断した. 他2例は不完全型であった. 全例手術的に副尿道を摘除し経過は良好である. 組織学的検索で両型ともに末梢側の副尿道内腔には扁平上皮を, 中枢側には移行上皮を認めた. 管腔組織は海綿体類似組織および, 平滑筋組織に囲まれており, これは,両型ともに共通の発生様式で生じたことを示唆すると考えられる.

収録刊行物

• 日本泌尿器科学会雑誌

  日本泌尿器科学会雑誌 95 (3), 616-620, 2004

  一般社団法人 日本泌尿器科学会

キーワード

• 重複尿道
• 尿道上裂型
• 副尿道

詳細情報

• CRID: 1390001205055808640
• NII論文ID: 110003060726
• NII書誌ID: AN00196577
• DOI: 10.5980/jpnjurol1989.95.616
• ISSN: 18847110
• ISSN: 00215287
• PubMed: 15103925
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2004197566
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可