任意格子FD-TD法を用いた音響管解析

• 板倉 啓介

  北海道大学工学部

• 柏 達也

  北海道大学工学部

• 霜田 英麿

  清水建設(株)技術研究所

• 鏡 愼

  旭川工業高等専門学校

• 田頭 博昭

  北海道大学工学部

書誌事項

タイトル別名

• Analysis of acoustic wave guide using the nonorthogonal FD-TD method
• ニンイ コウシ FD-TDホウ オ モチイタ オンキョウカン カイセキ

抄録

近年、我々は電磁界分野で用いられている時間領域での差分法の一つであるFD-TD法(the Finite-Difference Time-Domain method)の音響分野への適用を行ってきた。この手法は従来、直交格子を用いるため、曲線形状などの任意形状に適用する場合、段階近似を行わなければならず、必要な計算機容量が増大するという欠点があった。そこで今回、その問題に対処するため従来の定式化を一般化した任意格子を用いた場合の定式化を行った。また、この任意格子FD-TD法を用いて実際に任意形状モデルの解析を行い本手法の妥当性、有効性を示した。

収録刊行物

• 日本音響学会誌

  日本音響学会誌 51 (8), 606-612, 1995

  一般社団法人 日本音響学会

キーワード

• FD-TD法
• 任意格子FD-TD法
• 音響シミュレーション
• 時間依存差分法

詳細情報

• CRID: 1390282681544656256
• NII論文ID: 110003106740
• NII書誌ID: AN00186234
• DOI: 10.20697/jasj.51.8_606
• ISSN: 24322040
• ISSN: 03694232
• NDL書誌ID: 3622503
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3622503
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可