知覚モダリティを超えて : 視知覚に及ぼす聴覚の効果(<小特集>聴覚と脳)  [in Japanese] Beyond perceptual modality : Auditory effects on visual perception.  [in Japanese]

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Abstract

聴覚刺激による視知覚の変容に関する三つの新しい発見を概説する。第1に, 視覚的な時間分解能は, 音が付随すると, 視聴覚刺激の時間系列及び遅延に依存して, 向上もしくは低下する。第2に, 単一の視覚フラッシュは, 複数の音と共に提示されると, 複数のフラッシュとして知覚されることがある。第3に, 互いに近づくように動く二つの物体からなる多義的な運動パタンは, それと同期していない音が鳴っても, あるいは音がなくても, 二つの物体が交差してまっすぐ動いていくように知覚されるが, 二つの物体が重なった時点に同期して音が鳴ると, それらの物体が衝突して反発するように知覚される。これらの発見に基づいた著者らの主張は, 従来信じられてきた視覚優位性に反して, 聴覚が強力な過渡的信号を与える場合には特に, 聴覚が視覚を変化させるというものである。

Journal

  • THE JOURNAL OF THE ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN

    THE JOURNAL OF THE ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN 57(3), 219-225, 2001

    Acoustical Society of Japan

References:  24

Cited by:  9

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110003111112
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00186234
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • ISSN
    0369-4232
  • NDL Article ID
    5692098
  • NDL Source Classification
    ZM35(科学技術--物理学)
  • NDL Call No.
    Z15-15
  • Data Source
    CJP  CJPref  NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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