ロボットの耳は二つで十分か(<特集>なぜ耳は二つあるか?)

• 奥乃 博

  京都大学大学院情報学研究科・科学技術振興事業団北野共生システムプロジェクト

• 中臺 一博

  科学技術振興事業団北野共生システムプロジェクト

書誌事項

タイトル別名

• Are a pair of ears sufficient for robot audition ?
• ロボットの耳は二つで十分か
• ロボット ノ ミミ ワ フタツ デ ジュウブン カ

抄録

聴覚は人間にとって最も重要な感覚である。言語によるコミュニケーションが聴覚によって成立することは容易に理解されるが,「ヒトは聴覚によってのみ言語を獲得し,そこに文化が生まれ,継承される。書かれた言語は目によって伝承されるが,話す言葉は耳からしか得られない。話し言葉があって書く言葉が生まれる」ことを,多くの人が理解していないのは残念なことである(鈴木淳一,小林武夫共著『耳科学-難聴に挑む』(中公新書1598,2001))。

収録刊行物

• 日本音響学会誌

  日本音響学会誌 58 (3), 205-210, 2002

  一般社団法人 日本音響学会

詳細情報

• CRID: 1390001206567076480
• NII論文ID: 110003111264
• NII書誌ID: AN00186234
• DOI: 10.20697/jasj.58.3_205
• ISSN: 24322040
• ISSN: 03694232
• NDL書誌ID: 6088876
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6088876
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可