書誌事項
- タイトル別名
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- Modeling of articulatory dynamics using cascaded first-order systems
- ジュウゾク 1ジケイ ニ ヨル チョウオン ウンドウ ノ モデルカ
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抄録
本論文は, 舌や下顎等の調音運動に縦続1次系のモデルを適用し, 近似実験により有効性を検討したものである。縦続1次系は単純な1次系を縦続接続したものであるが, 複雑なシステムの簡単化モデルとして利用されており, ここでは, その入出力関係を調音運動指令と運動の速度変化に対応させてモデル化を試みた。その結果, モデルは子音をも含んだ連続調音を良好に近似することができ, その運動速度, 加速度の連続性も良好であることが明らかとなった。また, 調音運動の合成実験において, 連続母音, 子音それぞれに対応する縦続1次系モデルの合成として子音を含む運動を表現した場合にも良好な近似が得られるなど, 興味深い結果が得られた。
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 55 (3), 156-164, 1999
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206567342592
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- NII論文ID
- 110003136458
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 4671817
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可