書誌事項
- タイトル別名
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- The effect of familiarity on mora identification in word intelligibility tests
- タンゴ リョウカイド シケン ニ オケル モーラ ドウテイ ニ タイスル シンミツド ノ エイキョウ
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抄録
親密度と音韻バランスを統制した単語リストを用いた単語了解度試験を実施し,モーラ位置ごとの正答率に及ぼす親密度の影響を調査した。その結果,試験語が実単語であることを被験者に教示しない場合でも,単語了解度に親密度の影響が見られ,更に,第1モーラの正答率は,低親密度単語では単音節明瞭度と同程度であるのに対し,高親密度単語では単音節明瞭度より高くなることが示された。本結果は,非単語の回答を許すような聴取実験を行う際にも,親密度が結果に影響を及ぼすため,試験単語の親密度の統制が必要であることを示唆する。
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 60 (7), 351-357, 2004
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206567437312
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- NII論文ID
- 110003136702
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 7014930
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可