フグ肝組織におけるTTXの蓄積
書誌事項
- タイトル別名
-
- フグの毒蓄積機構 フグはなぜ毒をもつのか フグ肝組織におけるTTXの蓄積
- Accumulation of Tetrodotoxin in the Sliced Liver Tissues of Puffer
この論文をさがす
抄録
フグが強力な神経毒であるテトロドトキシン(TTX)を持つことは古くから知られているが,その毒化機構については依然不明な点が多い。近年,人工飼育された養殖フグは毒性を示さないこと,無毒のフグにTTXを含む餌を与えると毒を蓄積すること,一方フグ以外の魚では毒が蓄積されないことが明らかにされた。これらのことから,フグには毒を蓄積する特別な働きがあることが予想され,毒と生体内高分子成分の結合を示唆する報告もある。本項ではフグの毒蓄積機構解明に資するため,各種魚類の肝組織切片を用いてin vitroでのTTX蓄積ならびに排出実験を行った。
収録刊行物
-
- 日本水産学会誌
-
日本水産学会誌 68 (6), 920-921, 2002
公益社団法人 日本水産学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206411907584
-
- NII論文ID
- 110003145509
-
- NII書誌ID
- AN00193422
-
- ISSN
- 1349998X
- 00215392
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可