既知の波源を用いたスーパレゾリューションアレー校正法について

• 新井, 隆宏

• 原, 六蔵

• 山田, 寛喜

• 山口, 芳雄

書誌事項

タイトル別名

• キチ ノ ハゲン オ モチイタ スーパレゾリューションアレー コウセイホウ ニ ツイテ
• On Calibration of Superresolution Array Using Known Sources

抄録

近年，様々な分野において，アンテナアレーを用いた高分解能な電波到来方向推定手法であるMUSIC法などのSuperresolution法の応用が注目されている．しかしながら実際には，各アンテナ素子の特性のばらつきによる利得及び位相誤差，更に素子間相互結合などの誤差が存在し，結果として，到来方向推定精度の劣化をもたらすことが問題となる．そこで，本論文では，既知の波源を用いたアンテナアレー校正法を提案する．本手法は，雑音部分空間と誤差を含んだ信号部分空間の直交性に着目し，素子間相互結合及び素子のばらつきに関する校正パラメータを導出する手法であり，原理的には任意のアレー形状に適用可能である．ここでは，NEC2を用いたシミュレーション及び電波暗室内での実験を行い，本手法の有効性を明らかにしている．

収録刊行物

• 電子情報通信学会論文誌. B, 通信

  電子情報通信学会論文誌. B, 通信 J86-B (3), 527-535, 2003-03

  電子情報通信学会

キーワード

• アンテナアレー
• 到来方向推定
• Superesolution法
• 素子間相互結合
• アレー校正

詳細情報

• CRID: 1050282814292447232
• NII論文ID: 110003170438
• NII論文ID: 10030007767
• NII書誌ID: AN10013367
• ISSN: 09135715
• ISSN: 13444697
• HANDLE: 10191/8227
• NDL書誌ID: 6483252
• Web Site: https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/records/3362
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6483252
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: journal article
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles