瞳孔フラッシュ応答によるパラボリックフライト中の自律神経活動の評価 Evaluation of the Autonomic Nervous Activity during Parabolic Flight by Pupillary Flash Response

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抄録

重力変化により生じる自律神経活動の変調を調べることは, 宇宙医学における重要な課題の一つである.本論文では, 航空機のパラボリックフライトにより実現される過重力, 微小重力状態における自律神経活動を評価した結果について報告する.自律神経活動の評価にあたっては, これまでに我々が提案した, 瞳孔による非侵襲的なモニタ法を採用した.この方法は, 交感, 副交感神経活動の独立な評価を, 簡便な実験並びにデータ処理により可能とするものである.実験では, まず, 実験プロトコルがよりシンプルな副交感神経活動のみを評価する実験を行い, この実験を通して安定したデータが取得できることを確認した後に, 両神経活動を同時評価する実験を行った.被験者は, 前者の実験が3名, 後者が1名の男性である.両実験データを評価した結果, 副交感神経活動に関しては, 過重力では3名中1名の被験者で抑制, 微小重力ではすべての被験者が抑制していたことが示唆された.一方, 交感神経活動に関しては, 過重力では変化がなく, 微小重力ではわずかに亢(こう)進していたことを示す結果を得た.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会論文誌. D-2, 情報・システム 2-パターン処理

    電子情報通信学会論文誌. D-2, 情報・システム 2-パターン処理 00084(00001), 188-195, 2001-01-01

    一般社団法人電子情報通信学会

参考文献:  16件中 1-16件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003183957
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11340957
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09151923
  • NDL 記事登録ID
    5625711
  • NDL 雑誌分類
    ZN33(科学技術--電気工学・電気機械工業--電子工学・電気通信)
  • NDL 請求記号
    Z16-1853
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS 
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