全方位カメラを用いた発達障害児の無拘束行動測定システム  [in Japanese] A Measurement System for the Behavior of Children with Developmental Disorder  [in Japanese]

Author(s)

    • 菅 幹生 SUGA Mikio
    • 奈良先端科学技術大学院大学情報科学センター Information Technology Center, NARA Institute of Science and Technology
    • 田谷 基教 TAYA Motonori
    • 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 Graduate School of Information Science, NARA Institute of Science and Technology
    • 湊 小太郎 [他] MINATO Kotaro
    • 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 Graduate School of Information Science, NARA Institute of Science and Technology
    • 小森 優 KOMORI Masaru
    • 京都大学医学部附属病院医療情報部 Department of Medical Informatics, Kyoto University Hospital

Abstract

自閉症や学習障害など発達障害児の行動を評価する場合, 医師や心理判定員による面接や行動観察, 親や担任教師からの聴取, 行動チェックリストなどが用いられている.これらは定量性に欠けるところがあるため, 長期にわたる経過観察や教育・治療効果を詳細に検討することは困難である.したがって, 児童の行動をより客観的で定量的に測定できる方法の確立が求められている.行動測定の方法としては, 発信機やマーカ等を装着させる方法が考えられるが, 発達障害児は直接身体に接触する器具に対して忌諱(い)的である場合が多く, 適用は難しい.また, 広角カメラを用いる場合には, 設置場所に応じたキャリブレーションが必要となるなど簡便性に欠ける.そこで本研究では双曲面ミラーを用いた全方位カメラを使って, 客観的かつ定量的に児童の空間位置を求めることができる, 非接触的行動計測システムを作成した.本システムを用いて発達障害児の行動を測定した結果, 特徴ある行動パターンを観測することができた.これらの測定結果は, 発達障害児の経過観察や教育・治療効果を評価する際の有用な一指標になり得ることがわかった.

Journal

  • The Transactions of the Institute of Electronics,Information and Communication Engineers.

    The Transactions of the Institute of Electronics,Information and Communication Engineers. 00084(00010), 2320-2327, 2001-10-01

    The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

References:  10

Cited by:  5

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110003184188
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA11340957
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • ISSN
    09151923
  • NDL Article ID
    5928906
  • NDL Source Classification
    ZN33(科学技術--電気工学・電気機械工業--電子工学・電気通信)
  • NDL Call No.
    Z16-1853
  • Data Source
    CJP  CJPref  NDL  NII-ELS 
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