ピットエッジ多値記録と2次元PRML再生を用いた高密度光ディスクシステムのシミュレーション

  • 林 英樹
    パイオニア(株)総合研究所ディスクシステム研究部
  • 山本 薫
    パイオニア(株)総合研究所ディスクシステム研究部

書誌事項

タイトル別名
  • Simulation of a High Density Optical Disc System Employing Multi-Level Pit Edge Recording and 2 Dimensional PRML Reproduction

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抄録

ディジタルデータを高密度記録した再生専用型の光ディスクシステムのデータ再生性能を、計算機シミュレーションにより調べた。この光ディスクシステムは、ピットエッジ多値記録方法により各々のピットエッジに3値のディジタルデータを記録し、2次元PRML(Partial Response Maximum Likelihood)再生方式により4個のピットエッジを同時に再生する。シミュレーションの結果、この光ディスクシステムはDVDプレーヤと同じ光ピックアップを用いながら、DVDの2倍もの記録密度を達成できることがわかった。また、記録補償技術とビタビ復号方式が性能向上に有効であることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877128209792
  • NII論文ID
    110003186372
  • NII書誌ID
    AN10013050
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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