Estimated secondary path C のタップ長と消音効果について : 正弦波一次騒音下で同定したCの場合

書誌事項

タイトル別名
  • Tap length reduction of the estimated secondary path C and the noise cancellation : Secondary path identification under sinusoidal primary noise

この論文をさがす

抄録

ディーゼルエンジン等の排気ダクト内には, エンジンの回転数に依存した周波数に鋭いピークを持った高音圧の一次騒音が存在する. このような環境下でfiltered-x LMSアルゴリズムによるANCに必要なsecondary path CをLMSアルゴリズムによる適応力式で同定する場合, 同定のためのランダムノイズが音響出力系の制限から十分なパワーで出力できないと, ANCに必要とされる精度良いestimated secondary path C^^⋀が得られない. 本研究では, 電気回路によるシミュレーションと "convergence coefficients" の解析から, C^^⋀のタップ長を短くすることで外乱(一次騒音)の影響が軽減でき, 結果的に消音効果を向上させることができる例を紹介する.

収録刊行物

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572543027268431232
  • NII論文ID
    110003187851
  • NII書誌ID
    AN1001290X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ