誘電体基板内に素子を装荷した軸対称型 Fabry-Perot 発振器

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タイトル別名
  • Aaially Symmetrical Fabry-Perot Oscillator with Mutiple Devices Inserted in Dielectric Substrate

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抄録

マイクロ波・ミリ波帯の出力合成を目的として,Fabry-Perot共振器を用いた多素子発振器について検討した.これまでの実験から,素子間隔が約半波長でならなければならないことが明らかになり,この点が素子数を増加させる場合に大きな制約となる.そこで,本研究では誘電体の波長短縮効果を使って合成素子数の増加をはかった.X-band領域で12個の素子を誘電体内に装荷した発振器の実験を行い,発振周波数から素子間隔が誘電体内の波長の約半分になっていることを確認し,誘電体内に素子を装荷することの有用性を示した.さらに基板内非共振型素子マウントに16個の素子を装荷した発振器を試作し,発振素子の出力をほぼ完全に合成することに成功した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227453247360
  • NII論文ID
    110003189185
  • NII書誌ID
    AN10013185
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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