他者認識のための Peer Agent の協調対話モデル

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タイトル別名
  • A Cooperative Dialogue Model of Peer Agent for Supporting an Enhancement of Ability of Recognizing Companion Agent

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抄録

本研究では、マルチエージェントシステムの枠組による仲間学習環境を構築する。これは、エージェントの一つとしてコンピュータ・コンパニオンと呼ばれる疑似学習者を組み込むことで、人間学習者に観察やリフレクションといった行為を通して、問題解決能力に関してより深い理解を期待するものである。このような学習環境においては、仲間学習者のことを正確に認識する能力が必要である。そこで本研究では、他者の理解状態、認知過程をモニタリングする他者認識能力の向上の支援を行なう。本研究では、他者認識能力向上の知的な支援を行なう学習支援システムを構築するために、実際に人間学習者が仲間学習者の理解状態をどのように認識しているかを表現した仲間学習者認識モデルの構築を行う。このために必要な技術的な目的として、コンピュータ・コンパニオンの対話モデルの提案,柔軟な対話環境(インタフェイス)の構築、他者認識能力支援方法に焦点を当てる。

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参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227423142784
  • NII論文ID
    110003191993
  • NII書誌ID
    AN10013163
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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