分散討議型学習支援システムにおけるグループ対話モデルの研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Group Dialogue Model for Distributed Cooperative Learning System

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抄録

本研究は,複数のメンバが協調して問題解決を行う場合のコミュニケーションを支援するシステムの構築を目的として行われる.支援方略を内容的側面からと形態的側面からとに分類し,本稿では後者を実現する際に必要となるモデルについて述べる.具体的には,Face-to-Face状況下で実験を行い,その分析から討議場面での発言の分類と,討議の状態遷移のモデルを提案する.実験の結果から,討議状態を認識するために不可欠な,発言意図を分類する7種のカテゴリが抽出された.またそれらを用いて,討議の「発散」及び「行き詰まり」を認識し得るモデルが提案された.

収録刊行物

  • 信学技法

    信学技法 94 47-52, 1994

    一般社団法人電子情報通信学会

被引用文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127330994048
  • NII論文ID
    110003192698
  • NII書誌ID
    AN10013163
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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