通信品質評価の為のマルチDSP処理エージェントシステムの開発

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タイトル別名
  • Development of A Multi-DSP Processing Agent System for Modern Communication Quality Evaluation

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抄録

通信ネットワークの拡大とサービス内容の多様化等, 変化の激しい通信サービス環境下に於て, 品質評価管理システムの開発の際, サービス内容の継続的な変化や絶えず発生する機能改修や追加拡張の要求に対して, 柔軟な対応性とソフトの再利用性や保守性に優れた信号処理プラットフォームの構築が極めて重要である. 本論文では, 信号処理プラットフォームとしてのマルチDSP処理エージェントシステムを提案し, 各種支援ツールを用いたマルチDSPソフト開発手法について論じる. 特に, ディバッグを含めた段階的開発形態に於て, VME/CPUによるDSP間同期制御方式の導入によって, DSPソフト開発に精通していないユーザも, マルチDSPソフトを容易に開発でき, 信号処理機能拡張が行なえる環境を実現できることを示す. また, 非常に高速な実時間処理要求に対しては, 支援ツールを用いたDSP内同期制御方式ソフトへの変換による対応が効果的であることを示す.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652353796096
  • NII論文ID
    110003193062
  • NII書誌ID
    AN10012987
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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