ATMネットワークにおけるABT/IT, DTの性能比較

  • 阿多 信吾
    大阪大学大学院 基礎工学研究科 情報数理系専攻
  • 滝根 哲哉
    大阪大学大学院 工学研究科 情報システム工学専攻
  • 村田 正幸
    大阪大学大学院 基礎工学研究科 情報数理系専攻
  • 宮原 秀夫
    大阪大学大学院 基礎工学研究科 情報数理系専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Performance comparisons of ABT/IT and DT in ATM networks

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抄録

ABT(ATM Block Transfer)は, ATMネットワークにおいてバースト性の高いデータ転送に有効なプロトコルとして提案されている. 本稿では, まずABTの2種類の帯域予約方式(ABT/IT, DT)についてその性能解析を行い, 結果の比較検討を行っている. また, ABT/DTでは帯域予約確認後にデータを転送するため, スイッチとの帯域交渉が実現できる. 本稿では, リンクの空き帯域を考慮した帯域予約方式も評価の対象とし, 性能向上の度合を明らかにしている. さらに, 帯域予約がブロックされた後, 再び帯域要求を行なう(バックオフ)場合についても性能比較を行い, ABT/DTに対して特に伝播遅延時間の影響が大きいことを示している.

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参考文献 (19)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570854177375847936
  • NII論文ID
    110003195974
  • NII書誌ID
    AN10013072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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