ATM網における選択セル廃棄方式の特性について

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  • Performance Evaluation for Selective Cell Discard Control in ATM Network

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抄録

ATM網を運用するにあたり,その上位層としてTCPを用いてパケット通信を行う場合,セルの廃棄はそれが属するパケットの廃棄となり,受信側はパケットの再送を要求する.従って,一旦セルが廃棄されると,それ以降のセルを中継ノードで強制的に廃棄するTail Dropping(TD)方式や,パケットの先頭セルが中継ノードに到着した際,バッファの占有状態に応じて,そのパケットの受け入れを判断するEarly Packet Discarding(EPD)方式等の選択セル廃棄方式を用いることによって,網資源を効率的に利用できると考えられる.本研究では,TD方式とEPD方式に着目し,パケット廃棄率を解析的に導出して,選択セル廃棄方式の有効性について検討する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402120936064
  • NII論文ID
    110003196024
  • NII書誌ID
    AN10013072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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