DCT-IIを用いた画像拡大処理の対称畳み込みに基づく検討とブロック歪みの削減

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タイトル別名
  • On Image Interpolation with DCT-II : the Investigation Based on Symmetric Convolution and the Reduction of Blocking Artifacts

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抄録

Type-IIの離散コサイン変換(DCT: Discrete cosine transform)を用いた画像の拡大処理において、視覚的に不快なブロック歪みの発生が問題となっている。本報告では、その問題を理論的に検討し、その解決法を提案する。まず、対称畳み込みを用いたサンプリングレート変換について述べる。そして、DCT-IIを用いた拡大処理を、その変換の特殊な場合として位置付け、ブロック歪みの発生原因について検討する。次に、その検討に基づき、重複加算法を利用したブロック歪みの削減法を提案する。更に、演算効率を考慮し、疑似的に重複加算を行なう方法も提案する。最後に、シミュレーションによって、本提案法の有効性を確認する。

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参考文献 (18)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977190879232
  • NII論文ID
    110003198117
  • NII書誌ID
    AN10013094
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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