書誌事項
- タイトル別名
-
- Realization of Adaptive Speech Recognition System and its Evaluation
この論文をさがす
抄録
本報告では, 適応的な手法によって音声を認識する方式について考察し、そのシステム化と音声分析に関する性能評価について説明する。提案するシステムは, 従来の音声認識システムと同様, 大きく分けて音声分析部と音声クラスタリング・ラベリング部に分けられている。ただし, 本方式では, それらの手法すべてが適応的な動作をするように構築されており, それに基づく, 音素学習と認識が行われる。音声分析部は, 適応的ARMAラチス分析を用いた。この方法は, 観測される離散的な音声データ1つ1つに対して, ARMA係数のセットが推定され, また時間的に変動する特徴をよりよく推定することができるような評価基準に基づいている。音声クラスタリング・ラベリング部も, 自律分散処理に基づく手法を用い, 各時間で入力される音声の特徴に従って, 高速にかつ最適にクラスタリングし, 同時にラベリングを行う。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム
-
電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム 98 (514), 29-36, 1999-01-20
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571135652352935552
-
- NII論文ID
- 110003198428
-
- NII書誌ID
- AN10013094
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles