変調散乱計測を利用したチャープレーダ方式マイクロ波CTの高速撮像

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タイトル別名
  • High speed imaging of the chirp radar-type microwave computed tomography based on the modulation scattering

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抄録

これまでのチャープレーダ方式マイクロ波CTでは、空間分解能約1cm、温度差分解能約0.3-0.5℃の結果が得られている。しかし、基礎研究のプロトタイプシステムでは、一枚のCT撮像に100分もの時間を必要とする問題がある。実際の生体計測を考えると、大幅に計測時間を短縮する必要がある。本研究では、変調散乱法を用いて、一回のチャープパルス信号の照射で同時多点のデータを取得する方法で、撮像の高速化を試みた。試算した計測時間は、同時2点の場合で約2.8分まで短縮できる。本論文では、ファントムを測定対象として、空間分解能、温度分解能を評価し、変調散乱法による高速撮像の可能性を示す。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877101294848
  • NII論文ID
    110003202253
  • NII書誌ID
    AN10012987
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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