ESPRIT法を用いた Interferometric FM-CW レーダに関する検討

• 原 崇徳

  新潟大学大学院自然科学研究科

• 山田 寛喜

  新潟大学大学院自然科学研究科

• 山口 芳雄

  新潟大学大学院自然科学研究科

書誌事項

タイトル別名

• The Study of Interferometric FM-CW Radar based on ESPRIT Method

抄録

Interferometryとは, 地面の高度の変化と共に2つの受信信号の位相差が変化する性質を利用して正確な高度情報を得る方法である.FFTに基づく距離計測を行うFM-CWレーダにInterferometryの理論を適用した場合, 受信信号が実時間信号であるため正負のビート周波数成分が現れ, これらの干渉が位相検出精度に影響を及ぼすことが明らかになった.本報告では, FFTに代わる新たな信号処理法として, スーパーレゾリューション法の1つであるESPRIT法を適用する手法を2つ提案し, 計算機シミュレーションにより位相検出誤差が軽減し, FM-CW方式においても良好な推定が実現されることを明らかにしている.

収録刊行物

• 電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信

  電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 98 (404), 19-24, 1998-11-19

  一般社団法人電子情報通信学会

キーワード

• Interferometry
• FM-CWレーダ
• ESPRIT法

詳細情報

• CRID: 1570572702404056960
• NII論文ID: 110003202255
• NII書誌ID: AN10012987
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles