通信放送技術衛星搭載用21GHz帯200W級進行波管

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タイトル別名
  • 21GHz Band,200W Class Traveling Wave Tube for Communications and Broadcasting Engineering Test Satellite

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抄録

本稿は、次世代の衛星放送用として、宇宙開発事団殿とNECが共同で開発を進めている、21GHz帯200W級進行波管のエンジニアリングモデルの設計および評価試験結果について述べている。この進行波管は、耐電力性・耐熱性に優れている結合空洞形遅波回路を有し、また高効率を実現するために速度テーパ付遅波回路および輻射冷却4段電位低下形コレクタを採用している。試作の結果、55%以上の高効率を達成し、電気的設計目標を満足するとともに、振動・熱真空等の環境試験を実施し、十分な耐環境性を有する設計であることが確認された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877100550272
  • NII論文ID
    110003207141
  • NII書誌ID
    AN10012954
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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