瞳孔フラッシュ応答に基づく自律神経系活動のモニタ法 A Method for Monitoring Autonomic Nervous Activity by Pupillary Flash Response

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抄録

生体恒常性維持機能の中核を担う自律神経系の活動を観測することは, 生体特有の優れた制御メカニズムを解明するためのみならず, 医学, 人間工学におけるさまざまな場面で必要とされている.本論文では, 交感, 副交感神経系双方の神経支配を受ける瞳孔に着目し, そのフラッシュ応答のダイナミックスの変化から自律神経系活動を非侵襲的にモニタする方法を提案する.はじめに, これまでに構築した瞳孔筋系モデルを用いた解析により, 交感, 副交感神経系活動が, フラッシュ応答のいかなる特徴量に反映されるかを示す.次に, そうした特徴量の正常値からのずれにより自律神経系活動を評価する際には, range nonlinearityと呼ばれる瞳孔筋系の非線形な特性を考慮する必要があることを示し, これらの結果をもとに新しいモニタ法を提示する.最後に, 提案法を自律神経作動薬を点眼した被験者に適用し, この方法により交感, 副交感神経系活動を簡便かつ的確に評価できることを実証する.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会論文誌. D-2, 情報・システム 2-情報処理

    電子情報通信学会論文誌. D-2, 情報・システム 2-情報処理 00081(00010), 2447-2456, 1998-10

    一般社団法人電子情報通信学会

参考文献:  24件中 1-24件 を表示

被引用文献:  12件中 1-12件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003227935
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1007132X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09151923
  • NDL 記事登録ID
    4589086
  • NDL 雑誌分類
    ZN33(科学技術--電気工学・電気機械工業--電子工学・電気通信)
  • NDL 請求記号
    Z16-1853
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS 
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