無線通信網における通信経路選択問題のマキシマム・ニューロンを用いたニューラルネットワーク解法の提案

  • 馬場 孝之
    大阪大学 大学院 基礎工学研究科 情報数理系専攻
  • 由雄 宏明
    (株)松下電器産業 マルチメディアシステム研究所
  • 船曵 信生
    大阪大学 大学院 基礎工学研究科 情報数理系専攻
  • 西川 清史
    大阪大学 大学院 基礎工学研究科 情報数理系専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A maximum neural network algorithm for route selection problems in multihop radio networks

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抄録

無線通信網では, バケットは通常, 中継局を順次経由することにより, 発信局から受信局への送信が行なわれる. そこで, 複数の送信要求が与えられたとき, 総転送時間を最小化する各パケットの通信経路の選択, および各中継局での転送タイミングのスケジューリングの決定が必要である. 本間題は, 通信経路割当問題とスケジューリング問題に分割され, さらに前者は通信経路候補群抽出問題と通信経路選択問題に分割されて解かれている. 本論文では, 通信経路選択問題に対するマキシマム・ニューロンを用いたニューラルネットワーク解法の提案を行なう. シミユレーシヨンにより, 提案する解法が従来解法より求解性能が良いことを示す. また, 本間題のNP困難性の証明を行なう.

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参考文献 (18)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572543027353573760
  • NII論文ID
    110003232915
  • NII書誌ID
    AN10091178
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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