多対多地点間通信のためのネットワーク構成の検討

• 添田 純一郎

  大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻

• 滝根 哲哉

  大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻

• 村上 孝三

  大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻

• 寺田 浩詔

  大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名

• Network Design and Control for Multipoint-to-Multipoint Communications

抄録

近年,光通信技術による回線の高速・大容量化に伴い,テレビ会議のような,多人数かつリアルタイムでのマルチメディア通信に対する要望が高まっている.しかし,既存のネットワークは1対1通信を軸としているため,1対多通信や多対多通信を行うと同一リンク上に重複した情報が流れ,非効率的となる.本稿では,多対多通信を軸とした新たなネットワークの構成について,経路制御,ネットワーク制御,伝送路設計の面から検討,提案する.このネットワークは多対多通信を効率的に支援するだけでなく,従来の1対1通信,1対多通信を多対多通信の特殊な例として扱うことができる.

収録刊行物

• 電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム

  電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム 96 (405), 43-48, 1996-12-12

  一般社団法人電子情報通信学会

キーワード

• 多対多通信
• ルーチングアルゴリズム
• 網制御方式
• 伝送路網設計

詳細情報

• CRID: 1570009752562390656
• NII論文ID: 110003234729
• NII書誌ID: AN10060742
• ISSN: 09135685
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles