偏波を用いたMUSIC法の分解能特性に関する比較検討

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タイトル別名
  • Consideration on resolution performance of the MUSIC algorithm with polarimetric data

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抄録

近年,リモートセンシング,電波伝搬推定などにおいて,偏波を用いた高精度・高分解能推定が注目されている.フーリエ手法を越えた高分解性を実現する手法として知られるスーパーレゾリューション法においても偏波の利用に関する報告がいくつかなされている. 本稿では,周波数領域のスーパレゾリュ-ション法(MUSIC法)での新たな偏波デ-夕利用法(新たな相関行列)を提案し,従来法との分解能特性の比較検討を行っている.その結果,従来法に対して本手法は,1)偏波の違いを信号相関抑圧に利用している,2)より少ないサブアレー数での分解能を可能としている,などの利点があり,分解能特性が改善されていることが明らかとなった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570009752521046784
  • NII論文ID
    110003247613
  • NII書誌ID
    AN10060764
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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