ディジタル小セル移動通信における多重波伝搬の解析

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タイトル別名
  • Analysis of Multipath Propagation for Small-Cell Digital Mobile Radio Communications

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抄録

小セルの移動通信においては、伝搬路の建物配置が比較的単純であるが、丘陵地帯での丘陵反射波や建物壁面での複数回反射波は長い遅延時間をもつ多重波を発生する危険がある。本論文は2組の指向性アンテナと、パルス挿入TV映像信号による遅延時間測定法とを組み合わせて丘陵のある小セル・モデル地域において多重波伝搬構造を精細に測定したデータについて、長い遅延時間をもつ多重波の発生構造を解析した。周囲の建物及び丘陵からの顕著な反射波の他に遠方の建物からの反射波や建物の複数回反射波の存在を明らかにし、ディジタル伝送のビット誤り率と比較した。

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参考文献 (6)*注記

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詳細情報

  • CRID
    1572824502288814976
  • NII論文ID
    110003247768
  • NII書誌ID
    AN10060764
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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