An Extendable Active Network Model
-
- Shimba Satoshi
- Otaru University of Commerce
-
- Shimbo Masaru
- Hokkaido University
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 自律拡張型ネットワークモデル
Search this article
Abstract
脳の働きに由来する人間の知的活動を模倣するCollinsらの活性度伝播型ネットワークは単語を保持する節点の活性度が弧を通じて伝わっていくもので、Quillianの意味ネットワークの拡張である。両モデルは知識を処理する過程を具体的に説明できる点で意義があるが、弧に数種の属性を持たす等、文法構造を強く意識したものになっている上、自己組織化のアルゴリズムを与えていないために文章理解のモデルの域を出ていない。赤羽の意味ネットワークの枠組を用いたニューラルネットワーク化も文章理解をベースにしており、計算機シミュレーションを行っているものの、具体的なネットワークの発生、展開については触れていない。本稿では、文章理解に必要な文法は学習によりニューラルネットワークが独自に獲得し得るようなシステムのモデル化を行い、このモデルが独自に発展し、容易に拡張し得ること、また、個々の記号間の類似度とネットワークの結合状態により連想を実現できることを示す。
Journal
-
- Proceedings of the IEICE General Conference
-
Proceedings of the IEICE General Conference 1 38-, 1997
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1570854177416093184
-
- NII Article ID
- 110003260868
-
- NII Book ID
- AN10471452
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- CiNii Articles