磁気閃光現象における網膜での誘導電流密度の解析 Analysis of Induced Current Density at the Retina Associated with Magnetophosphenes

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抄録

磁気閃光現象は、低周波磁界に頭部をさらすことにより閃光が知覚される現象であり、再現性のある低周波磁界の生体作用の中で最も弱い磁界で生じる現象のひとつである。磁気閃光現象は誘導電流による網膜への刺激作用だと言われている。そのため磁気閃光現象は、磁界の神経や筋への刺激作用の機構を検討するための例として用いられることがある。しかし実際は、磁気閃光現象の機構はまだ解明されていない部分が多い。これまでの磁気閃光現象における誘導電流密度の推定は、人体頭部を均一な球で代用するなどの簡易な方法で行なわれており、人体の複雑な形状や電気的特性の不均一性を考慮していない。そこで本研究では、人体頭部の解剖学的な形状と電気的特性の不均一性を考慮した数値計算により、磁気閃光現象のしきい値程度の入射磁界により作用部位とされている網膜付近に誘導される電流密度の大きさと分布を明らかにすることを目的とする。

収録刊行物

  • 電子情報通信学会総合大会講演論文集

    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1997年.情報システム(1), 155, 1997-03-06

    一般社団法人電子情報通信学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003260984
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10471452
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    NII-ELS 
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