バストエフォート型サービス/資源予約型サービスにおけるユーザ効用の比較

書誌事項

タイトル別名
  • Which provides better utility for users, best-effort service or reservation-based service?

この論文をさがす

抄録

従来、インターネットではスループットや遅延などの通信品質を保証しないベストエフォート型サービスのみが提供されてきた。しかし、音声や動画像のような実時間転送に対する要求が高まり、そのためにネットワーク資源を予約することによって通信品質を保証する資源予約型サービスについても検討されるようになっている。しかしながら、資源予約型サービスに関しては、パケット処理のオーバヘッドなどの問題とともにスケーラビリティの問題も指摘され、「ベストエフォート型のままでよいのか?それとも資源予約型も必要か?」という基本的な議論も引き続いて行われている。本稿では、ユーザがネットワークアプリケーションを使用した時に得られる通信品質によって定義される効用を評価尺度として導入し、ベストエフォート型サービスと資源予約型サービスの2つのサービスモデルにおける実時間アプリケーションのユーザ効用を示し、それらの比較評価を行っている。

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602393611264
  • NII論文ID
    110003273072
  • NII書誌ID
    AN1054106X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ