書誌事項
- タイトル別名
-
- Which provides better utility for users, best-effort service or reservation-based service?
この論文をさがす
抄録
従来、インターネットではスループットや遅延などの通信品質を保証しないベストエフォート型サービスのみが提供されてきた。しかし、音声や動画像のような実時間転送に対する要求が高まり、そのためにネットワーク資源を予約することによって通信品質を保証する資源予約型サービスについても検討されるようになっている。しかしながら、資源予約型サービスに関しては、パケット処理のオーバヘッドなどの問題とともにスケーラビリティの問題も指摘され、「ベストエフォート型のままでよいのか?それとも資源予約型も必要か?」という基本的な議論も引き続いて行われている。本稿では、ユーザがネットワークアプリケーションを使用した時に得られる通信品質によって定義される効用を評価尺度として導入し、ベストエフォート型サービスと資源予約型サービスの2つのサービスモデルにおける実時間アプリケーションのユーザ効用を示し、それらの比較評価を行っている。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ
-
電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ 98 (471), 25-30, 1998-12-15
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571698602393611264
-
- NII論文ID
- 110003273072
-
- NII書誌ID
- AN1054106X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles