プログラマのテスト・デバッグ能力の自動計測環境
書誌事項
- タイトル別名
-
- An Environment for Automatically Measuring Programmers′ Capability of Testing and Debugging
この論文をさがす
抄録
ソフトウェアの生産性や品質は,プログラマの能力に大きく依存することが指摘されている.しかし,プログラマの能力を客観的に測定するために収集すべきデータの種類や収集の方法は明らかになっていない.本報告では,プログラマのテスト・デバッグ能力を評価するための準備段階として,テスト・デバッグ過程の状態遷移のモデルを提案する.更に,提案するモデルのパラメータの推定に必要となる状態遷移時刻を,プログラマが入力したキーストロークのデータから自動的に推定する計測環境について述べる.評価実験の結果,開発した計測環境を用いることにより,プログラマの作業状況を撮影したビデオを観察することなしに,プログラマの状態遷移時刻の特定が可能であることが分かった.
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス
-
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 93 (244), 73-80, 1993-09-21
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1572261552345902080
-
- NII論文ID
- 110003276928
-
- NII書誌ID
- AN10013287
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles