書誌事項
- タイトル別名
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- A Computer Aided System for Writing in the way of Changable Styles
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抄録
論文などの半定型文書が持つある種の決まった論理を利用することによって, 明確な文章の作成が容易になる. 先に提案された文章構造記述言語TSMLは, マークアップ方式によって, 文が文章中で果たす役割を記述するものである. しかし, 各役割の順序, すなわち文章の論旨の展開順序や, 文間の接続表現の追加に対する制約が明示されていなかった. 本稿では,「スタイル」という概念を導入することにより, この論旨展開に制約を与え, 接続表現の追加を可能にする. また, このような「スタイル」を複数用意し, 必要に応じてそれらを取り替えることにより, 柔軟な文章が作成できる文書作成支援システムを開発する. さらに11名にシステムを使用して文章を作成し, 12の項目についてアンケートを取った. それに基づき, システムの利点と欠点について考察する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション
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電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション 98 (660), 1-8, 1999-03-12
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027322774272
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- NII論文ID
- 110003278486
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- NII書誌ID
- AN10091225
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles