技術試験衛星VIII型搭載大型アンテナの概念設計

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タイトル別名
  • Conceptual Study of the Large Deployable Antenna on the Engineering Test Satellite VIII

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抄録

技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)は、平成14年度頃に打上げを予定している3トン級静止衛星である。ETS-VIIIでは小型携帯端末を用いた移動体通信システムを実現するために必要となる大型展開アンテナの開発を行う。概念設計は平成8年度に終了し、現在は予備設計を実施している。概念設計結果おいて、大型展開アンテナは、高鏡面精度、口径拡張性等の要求を満足するためにモジュール構造を選定した。大型展開反射鏡は、19モジュールから構成され、外形は17.4m×16.1mである。大型展開アンテナをETS-VIIIに搭載するにあたり、収納寸法、重量、剛性、強度に対して問題がない設計結果を得た。今後実現性の確認のために予備設計結果を反映して試作試験を実施する。

収録刊行物

  • 信学技報

    信学技報 1-5, 1997

    一般社団法人電子情報通信学会

被引用文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502268243584
  • NII論文ID
    110003282160
  • NII書誌ID
    AN10013301
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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