高速移動通信用適応等化器の信号伝送特性

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  • Performance of Adaptive Equalizer for High Speed Mobile Communication

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抄録

ユーザーレート512kbit/sで動作する適応等化器をDSP(Digital Signal Processor)を用いて実現し、ビットレート1.536Mbit/sの2ブランチダイバーシチ実験系を構築した。これを用いて、高速移動通信での等化器アルゴリズムの簡略化による信号伝送特性への影響を実験的に検討した。本報告では全シンボルをRLSアルゴリズムで処理する等化器をリファレンスとし、簡略化した2種類の等化器について演算量と信号伝送特性を比較した。いずれもリファレンスの1/4〜1/5の演算量で実現でき、最大ドップラー周波数10Hz、遅延スプレッド500nsの条件で、BER=10^<-4>点での劣化が1.5dB以下に抑えられることを確認した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668927198571520
  • NII論文ID
    110003282397
  • NII書誌ID
    AN10013298
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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