Blind Separation 法による複数話者音声の分離

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  • Blind Separation of Multi-speaker Speech

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抄録

A.J.Bellらにより提案された,相互情報量最小化に基づく音源分離手法を、実環境下において2本のマイクにより収録された異なる2つの混合信号から、混合前の信号を推定する問題に適用することを目的として,Bellらが扱った理想的な信号の混合条件から逸脱した場合の、音源分離性能の評価を行なった.実環境において収録した信号に対しては,収録環境の音響特性の影響を受けるため計算機上で得られた結果には及ばないが、Signal to Deviation Ratio(SDR)において,無響室環境下であれば,8〜11dB程度,防音室内収録信号に対しては約7dB,また,実験室内収録信号に対しては約3dBの信号品質の向上が得られることが分かった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502268829824
  • NII論文ID
    110003284008
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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