道路騒音の周波数スペクトル特性と作業効率について

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タイトル別名
  • A study of the relationship between the frequency spectrum of a road noise and a human work efficiency

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抄録

道路騒音のスペクトルの特徴に着目し, 騒音の有する周波数スペクトルの違いが人間の作業効率に及ばす影響について, 擬似ノイズを使用して検討した. 擬似ノイズとして, 500Hz, 1kHz, 2kHzにピークを持つ3種類のノイズを用いた. これらは, 排水性舗装路, 密粒度舗装路, 荒れた密粒度舗装路の走行騒音を模擬するものである. 作業能率はクレペリン検査によって求めた. 男性6名(21〜24才)を被験者とした. 実験の結果は, 同じ周波数スペクトルを有する騒音の場合, 受聴レベルの低い方が影響が少ないこと, 騒音が同一レベルの場合, 周波数スペクトルのピークが低域にある方が影響が少ないことを示した. 用いたノイズのラウドネス, シャープネス, ラフネス等を計算し作業効率との対応を検討した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077337864320
  • NII論文ID
    110003284133
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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